
日時:2023年7月8日(土)
場所:真備町岡田・川辺地区、真備ふるさと歴史館
概要
1.目 的 2018年の西日本豪雨でその役割に焦点があてられた,地形は配列と冠水域との対応関係を把握するために現地調査を行う.特に,今回は1893年の洪水でも甚大な被害をもたらした岡田地区の川辺の地形配列の現地調査を実施する.
2.行程表 JR岡山駅→JR清音→井原鉄道・清音駅→井原鉄道・川辺宿駅→(徒歩・現地調査)→岡田・川辺周辺→井原鉄道・川辺宿駅→井原鉄道・清音駅→JR清音駅→JR岡山駅
3.主な訪問先
・真備町岡田・川辺地区、真備ふるさと歴史館
①真備町岡田・川辺地区について
罹災後5年が経過し,災害の爪痕が見えにくくなっているが,所々に水位の到達の記録がそのまま残っていた.写真にある真備の金刀比羅宮では,西日本豪雨の水位の到達痕を記す標示があった.また,金刀比羅宮の中には町内会の有志の方が作られた西日本豪雨発生時の写真展示があり、当時の状況を記していた.実際に町を歩いてみると,家は残っているが被災時と変わらない状況のまま残された家,門扉のみが残された家,更地になっているが買い手がつかない土地を観察することができた.一方で,新しい家を建てている方も多く,災害があったとは思えない風景も広がっていた。訪問時は雨であり,さらに,田植えのシーズンで田に水を入れなければならないことから,意図的に用水の水位を道路の高さまで上げていた.
②真備ふるさと歴史館について
江戸時代の岡田藩の生い立ちについての展示や,太平洋戦争中に避難した作家,横溝正史の展示があった.真備の地形に関しては,江戸時代から田の広がっている地域に建設された民家はなく,田より若干高いところに城下町を形成していた.しかし,現在は水島工業地帯へつながる幹線道路が作られたことから,洪水の起こりやすい低地のエリアにも宅地が広がっている.つまり,低地であることよりも利便性の優れた土地であることを優先して,災害該当地区に家を建てた方が多いことが分かった.













